恐れの影響

恐れの影響

心の整理整頓手伝い人、ハートオーガナイザーのひろこです。

興味深い本を読みました。

“人生の扉をひらく「万能の鍵」”

by ラルフ・ウォルドー トライン, 吉田 利子

その中で『恐怖』『心配』について、こんな風に書かれている所がありました。

『子ども、とくに幼い子どもはふつうおとなより周囲の影響に敏感である。なかにはほんとうに敏感で、周囲の影響をすべて刻み込み、おとなになるにしたがって体現してしまう子どももいる。

だから子どもを育てる人たちは、子どもの精神状態にくれぐれも注意を払わなくてはならないし、とくに子どもがおなかにいるお母さんは気をつけなくてはいけない。

妊娠中はすべての考え、すべての精神状態や感情が直接に子どもに影響する。また子どもが小さくても大きくても、子どもを恐怖で包まないように気をつけなくてはいけない。

自分ではその気がなくても、心配のあまり、また過保護のあまり、そのようにしてしまうことがとても多い。心配性や過保護は育児放棄と同じように有害なのだ。

こんなことが起こらないか、あんなことが起こらないかと、子どもがいつも恐怖に包まれているがために、恐れていることが引き寄せられてしまったケースがたくさんある。』

これ、そうかも!って、読んだ時に思いました。

子どもが転んだりした時、子どもが何かを訴える前に、それを見た人が緊迫した声で『どうしたの⁉︎大丈夫⁉︎』とか、『痛いよね!』とか声をかけると、急に不安そうな表情になったり、泣き出したりしたのを目にすることがありました。

少し離れた場所でも、声をかけた人の緊迫感や不安感が伝わって、こっちもハッとした位だから、子どもも、それを受けてしまっていたのかもしれないですね。

 

そんな風に、子どもが心配のあまり、いつまでも親が離れられない…ということないですか?

まだ起こっていないことを、あれこれ心配するあまり、逆に子どもを、不安の中に閉じ込めていませんか?

 

子どもには、沢山の可能性があり、大きな力があるのです。

一歳児のクラスを持った時、クラスの先生たちと、おおらかに子どもを見ること、怪我に気をつけながらも、やりたいことをやらせてあげること。を決めて一年間子どもたちを見てきました。

今まで、子どもが危ないことをしそうな時は、その前に止めることが多かったのですが、止めるのではなく、そばにいて見守ってあげていたり、危なさそうなものを取り除いてあげることで、その後の行動を見ていると、こちらが思っている以上のことを、子どもはできていたり、逆に、やろうとしたけど、無理かなって自分が思った時は、止めるとか。ちゃんと自分のことを把握している姿が見えたのです。

そういう子どもの力を、大人の思い込みで気付けずにいたこと。

止めることは簡単だけど、それを保証してあげることは、子どもが今どの状態にいるかということを把握している必要があるし、その援助をどうしていったらいいか、考えてあげることがいっぱいあるし、何よりも、自分の心にゆとりがないとできないということ。

それを通じて色々考えさせられました。

 

でも、子どもは成長していくのです。体や脳が次の段階に行くために準備ができてきたら、新しいことに挑戦しようとしているのです。

だから、大人はむやみに静止することや、怖がらせたりせず、チャレンジをどうやったら援助できるか。それを考えて接してあげることが大事だし、何より「いつかできる」と信じてあげることなのかなと思います。

 

 

大人も同じですよね。

はじめは、難しいかもしれませんが、何も出来ないから…と思っているより、いつか出来るようになる!と思っていると、出来ないことより、出来ている所に目が行くようになってきます。

思いが変わると、不思議なことに、今までの同じ風景も違って見えるものです。

小さな一歩からでいいのです。一歩でもやらないことより、確実に変化するではないですか!

スタートしてみましょう!