心の整理整頓手伝い人、ハートオーガナイザーのひろこです。
今回、JEEP島というミクロネシア連邦チューク州にある、小さな島に行ってきました。
南の海にポツンと浮かぶ小さな島
誰もが南の島の絵を描くと、一度は描いたんじゃないかと思うような、海、島、ヤシの木
ここで初めて会う方たちと、雑魚寝の共同生活
バケツ一杯の雨水でのお風呂
もちろん携帯なんか通じません
でも、そんなのどうでもいいくらいの美しい海と空
刻々と変わる景色や優雅に泳ぐ魚たち
泳ぎたければ泳ぎ、砂に寝転びたければ寝転び、サンゴや貝殻を集めてコレクションしたり
満天の星空の下で、怖いぐらいの波の音を聞く
普段の生活が、いかに時間に追われ、急かされているかを感じずにはいられません。
「待てない子どもたち」が問題になったりしてますが
小さい子どもたちは、初めはものすごい観察力と集中力を持っています。
同じことを何度も繰り返し遊んだり、ありんこをひたすら追いかけたり、いろんな石を集めたりしていますよね。子どもの様子思い出してみてください。
じゃあ、なんでそれが無くなっていくのか。
それは、すでに日本の社会自体が「待てない」世の中になっているから。
「早くしなさい」
その言葉が、心に浸透してしまうほど、小さい時に聞かされてしまっているのではないでしょうか。
1日、時計をはずして、電子機器から離れて
明るくなったら起きて、暗くなったら寝て
お腹が空いたら、みんなでご飯を作って
自分の身の回りにある自然をじっくり観察してみて、不思議に思う気持ちを感じる
そんな生活をしてみてはどうでしょう?
きっと、自分の身の回りに「当たり前」にあるものが
どんなに素晴らしいものか、感じることができるはずです。
そして、それぞれが自分の役割を果たすことで「調和」していることに気づくはずです。
「当たり前」にあるものは「当たり前」ではありません。
どれも「同じ」ではありません。
考えてもみてください。木や花がみんな同じだったらどうでしょう?
同じじゃないから、美しいんです。
あなたも、誰かと「同じ」ではなく、オリジナルな存在です。
あなたがあなたでいること
それを認めあえること
それが、美しいのです。